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Research 林 Jeremy Loop Roots
Jeremy ヤス(カラキ ヤスオ)|在豪イダキ奏者
Jeremy Cloakeインタビュー6

ぼく個人の考えとして、人と人の中にピースを経験するよりももっと前に、あらゆる面において地球とピースになってなくちゃいけないと想うんだ。ぼくらは、何が最も大事なことなのかって事をいつも心に留めておかなくちゃいけない。水とのピース、山々とのピース、森や空とのピース.......。

ぼくは今、世界中とこういったメッセージを共有するために新しいパフォーマンス、CD、DVD作りに取りかかっている。繰り返しになるけど、これこそがぼくの人生の目標であり、だからこそ今この世に命があるのだと想うんだ。そして、このインタビュ−に答えることもその一つだと想う。そうなんだよ!

Onsen in Japan
今まで語ってきた考えをぼくのパフォーマンスと結びつける時、それは「原初のサウンド」、もしくは「大地の楽器」と言ってもいいイメージとしてつながってくる。

ぼくの最新アルバム「Transformation」は、こういったイメージの一部分を取り出したラフ・スケッチになった。そのイメージこそがぼくの作品をより発展させたと言える。

ぼくらを取り巻く世界全体を愛するという事を通じて、これら「大地の楽器」のサウンドを世界平和のヴィジョンとつなげたり、ポジティヴな変化をサポートしつつ創り出すという特別な意図と結びつけたりしているんだ。

心の奥深くにそっと触れる「なにか」を聞き、それが「なにかにつながった」感覚をぼくらの心に残す。時々そういったことが起こるよね。それがぼくが言ってる事そのものなんだよ。そのつながりを保ち、深めていく。それをもっとも容易に行えるのが音楽なんだ。だって音楽は「万人に通じる言葉」なんだから。

ぼくが取り組んでいる楽器には、それぞれのサウンドの中に深い力強さと清廉な美しさが存在している。それは太古のサウンドであり、ぼくらの身体・心・スピリットのある部分と共鳴するんだ。人間を含めた自然全体とつながっていることを感じさせるサウンド。ぼくらをその本質へとつなげ、古きならわしと地球の重要性をぼくらに思い起こさせてくれるサウンド。その絵がなんであれ、ある一枚の美しい絵画をながめるようなサウンド。

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