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2001年から北東アーネム・ランドのイダキ・マスター故D. Gurruwiwiに師事(1935-2022)。以来2018年まで毎年現地を訪れて師の家にホームステイしながらイダキ作りや葬儀に参加しながら伝統的なイダキ演奏を学びました。
次世代のイダキ・マスターとも呼ばれていたYothu Yindiの初代イダキ奏者故M. Mununggurrのレッスンを受け、もう一人のイダキ・マスターB. Wunungmurraのイダキ作りに参加、MarakuluクランリーダーのDjambawa Marawiliへのインタビューなど、北東アーネム・ランドの様々なキーパーソンとの交流する機会をいただきました。
今の自分の演奏スタイルに強く影響を与えたのは、もっとも長い時間を過ごしたイダキ・マスターD. Gurruwiwiとその息子LarryとVernonだと思います。
何度となくダートロードに四駆を走らせて仲間と共に旅をして、アーネム・ランド内外のいろんなアボリジナルの方々と出会い交流したことで、知らず知らずに自分の中に「体感的にディジュリドゥを理解する」という感覚的に整合性を感じる演奏感が醸成されていきました。 現在は、アボリジナルから見てガイジンという立ち位置を生かしてKenbi、Mago、Mandapul(イダキ)と異なる演奏スタイルを統合的に学び、実践することでそれぞれのスタイルを尊重し深めながらも、アボリジナルの伝統にはないリズムやマウスサウンドを模索した新しいスタイルを追求しています。 インターネットのメディアプラットフォームnoteにてディジュリドゥの演奏方法、メンテナンス、歴史、雑学などコラムを多数執筆していますので、ご一読いただければ幸いです。
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